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キフォステンマ・マクロプス
Photo: Nanosanchez / CC BY-SA 3.0
夏型

キフォステンマ・マクロプス

Cyphostemma macropus

別名: Cyphostemma currorii (Hook.f.) Desc.

アンゴラ南西部からナミビア北西部・中西部にかけて分布する、属内最大級のブドウ科塊根植物。POWO の正名は Cyphostemma currorii (Hook.f.) Desc. で、19 世紀半ばに英国海軍軍医 Andrew Curror がアンゴラで採集した標本をもとに Cissus 属として記載された種に遡る。日本の園芸界では Welwitsch 採集系統を Descoings が 1967 年に組み替えた Cyphostemma macropus現在は currorii のシノニム)の名で広く流通しており、本サイトでも流通名に従ってこの名で掲載するが、分類上の正しい名は currorii である。もっとも葉のうねりなどの形質は同属 uter にも通じ、かつて uter の変種として扱われた時期もあるなど、所属が二転三転してきた種でもある(詳しい経緯は特集「三つの名を生きた塊根 ― currorii・uter・macropus」で)。自生地ではブランドベルクやスピッツコッペの花崗岩インゼルベルクに根を下ろし、樹高 6m を超えることもある。黄〜橙の薄紙状の樹皮が剥がれて緑の内皮を覗かせる姿が見どころで、夏型で実生から太らせる楽しみが長い。

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