The Exotic Manual

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コミフォラ・シンペリ
Photo: Tam (iNaturalist user tamtam) / CC BY-SA 4.0
春秋型

コミフォラ・シンペリ

Commiphora schimperi

19世紀のドイツ植物学者 Georg Wilhelm Schimper(1804〜1878)への献名を冠したコミフォラで、Schimper はエチオピアで生涯にわたり多数のタイプ標本を採集した、北アフリカ植物分類の礎を築いた人物として知られる。エチオピア・ケニア・タンザニア・スーダンを中心に、北はエリトリア・イエメンから南はボツワナ・南アフリカ北東部まで広く分布し、岩礫質サバンナや Brachystegia 林内の乾燥土壌で樹高2〜6m の小高木に育つ。樹皮は黒い円盤状に剥がれた後、下から黄色みを帯びた紙質の薄片となって剥離し、独特の質感を生む。葉は三出複葉で、新葉を傷つけると鋭い樹脂香を放つ。細枝が密集して密な樹冠を作る性質と、若いうちから古木の風合いが現れる樹皮のため、属内ではボンサイ仕立てに好まれる種として愛好家に静かな人気を保つ。

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