The Exotic Manual

Photo: Rhododendrites / CC BY-SA 4.0
夏型

サイカス・デバオエンシス

Cycas debaoensis

中国・広西チワン族自治区の徳保県を中心とする極めて狭い石灰岩山地にのみ自生するソテツで、命名権威は Y.C.Zhong & C.J.Chen、1997 年に新種として記載された。被子植物ではなくソテツ目(Cycadales)ソテツ科の裸子植物で、種小名は基準産地である徳保(Debao)に由来する。最大の特徴は属内で唯一の 3 回羽状複葉(tripinnate) で、深緑の光沢葉が 2〜3m に伸び、小葉がさらに分岐して羽状に展開する独特の姿から「世界で最も奇妙なソテツ」とも称される。CITES 附属書 II・IUCN は Critically Endangered で、野生個体は乱獲により激減した保全最優先種。コレクター垂涎の希少種。

自生地の気候

通年の気候推定

降水は一年を通じて比較的分散する。やや暑い気候。

年平均気温22.3
夏の最高気温32.2
冬の最低気温10.2
年間降水量1,429mm
標高209m
生育期の光量31mol/㎡日
28 ℃14 ℃250 mm0 mm123456789101112
月平均気温月降水量

※ 自生地の正確な分布データが少ないため、自生地のおおよその中心付近の気候で代用した値です。

出典:気候・標高 WorldClim 2.1(1970–2000)/分布点 GBIF/在来範囲 POWO/現在の天気 Open-Meteo

その他のソテツ

サイカス・デバオエンシス — The Exotic Manual