The Exotic Manual

Photo: Ricardo Betancourt Sánchez / CC BY 4.0
春秋型

アガベ・ポタトルム(吉祥冠)

Agave potatorum

メキシコ・テワカン=クイカトラン渓谷周辺、プエブラ〜オアハカ両州にまたがる標高 1,200〜2,500m の石灰岩・火山岩混合斜面に自生する中型ロゼット種。灰青〜灰緑の葉は波打つ縁に細かい歯牙を並べ、先端に深紅〜暗褐色の太い末端棘を備える。直径 30〜60cm に収まるコンパクトな体形と、整った幾何学的なロゼットフォルムが多くの愛好家を引きつける。同地域ではメスカル原料として古来利用されてきた歴史を持ち、IUCN レッドリストでは Least Concern(軽度懸念)に評価されている。分類上は Agave potatorum Zucc.(1832)として POWO で受理名として扱われ、種小名 potatorum は醸造利用「飲む人々の」に由来する。

自生地の気候

通年の気候

雨は一時期に集中し、はっきりした乾季がある。標高が高く温暖な気候。

年平均気温18.3
夏の最高気温32.7
冬の最低気温3.7
年間降水量656mm
標高1,526–2,319m
生育期の光量35mol/㎡日
21 ℃16 ℃147 mm0 mm123456789101112
月平均気温月降水量

自生地の広域的な気候の目安です。岩陰や霧など、実際の生育環境はこれより穏やかな場合があります。

出典:気候・標高 WorldClim 2.1(1970–2000)/分布点 GBIF/在来範囲 POWO/現在の天気 Open-Meteo

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