The Exotic Manual

Photo: Mokkie / CC BY-SA 3.0
春秋型

ガステリア・ピランシー(虎の巻)

Gasteria pillansii

南アフリカ・西ケープ州から北ケープ州、ナミビア南端にかけてのカルー乾燥地に自生する、ガステリア属の中型種。1908年に植物学者 Kensit が記載し、南アフリカの植物学者ネヴィル・スチュアート・ピランスへの献名。ハオルチアと同じツルボラン科(Asphodelaceae)に属し、分子系統では両属は姉妹群の関係にある。ガステリア属の最大の特徴は、成株になっても葉が完全なロゼットを作らず、左右二列(ディスティクス)に整然と並ぶ点で、ハオルチアとの見分けに役立つ。横縞模様の硬葉と橙色の筒状花、実生(みしょう)のしやすさから「虎の巻(とらのまき)」の流通名で長く愛される種。

自生地の気候

通年の気候

雨は涼しい季節に集中し、6か月ほど続く乾季がある。気温の年較差が大きく温暖な気候。

年平均気温18.4
夏の最高気温33.6
冬の最低気温4.4
年間降水量172mm
標高122–968m
生育期の光量29mol/㎡日
23 ℃13 ℃30 mm0 mm123456789101112
月平均気温月降水量

自生地の広域的な気候の目安です。岩陰や霧など、実際の生育環境はこれより穏やかな場合があります。

出典:気候・標高 WorldClim 2.1(1970–2000)/分布点 GBIF/在来範囲 POWO/現在の天気 Open-Meteo

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