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オトンナ・マクロスペルマ
Photo: Azwi / CC BY-SA 3.0
冬型

オトンナ・マクロスペルマ

Othonna macrosperma

南アフリカ西ケープ州、大西洋沿岸のパーペンドープ(Papendorp)近郊にだけ知られる小型の塊根性灌木。命名は de Candolle、1838 年の Prodromus 第 6 巻 478 頁に記載された古い種で、種小名は「大きな種子」を意味し、属内では比較的大きな赤褐色の有毛痩果を結ぶことに由来する。ボトル状にふくらんだ幹からごく細い枝を伸ばし、表面はデコボコと硬いロウ質の表皮に覆われる。秋〜春の生育期に淡いエメラルドグリーンの葉と小さな黄色い頭花を出し、夏には葉を落として休眠する 冬型。成熟しても高さ 30〜40cm の小品で、SANBI Red List では Data Deficient – Taxonomically Problematic(情報不足・分類学的検討要)と評価され、野生での記録は限られた局所個体群のみ。日本でも実生(みしょう)由来の種子と苗が少量流通する、オトンナ属の中でもややマニアックな存在。

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